血の通った求人紙にしたかった。"たしかに時給は低いかもしれない。でもウチで修行して独立したヤツはいっぱいいる"
"待遇も良くてヤリガイもある、いい仕事なんだけどなぁ。イメージのせいで応募がない"
募集企業に求人募集の取材をしていて、もったいないと感じることは少なくありません。
こういった募集企業の魅力を読者に伝えられない場合があるんです。
もちろん募集先の魅力を上手く読者に伝えることが私たちの役目
でも求人新聞という媒体の性質上、どうしてもスペースに限りがあります。

IN沖縄採用支援部
喜島公二
募集企業にも予算があり、職種や給与、労働時間、各種保険などを明記するだけで広告スペースがいっぱいになってしまう場合も…。そんなときはそういった条件以外の部分は断念せざるをえません。
労働条件の明記は労働基準法を考えても求人紙の最優先事項
だけど"スペースが無いから"の一言であきらめることはしたくなかった。
リニューアル後は全ての求人広告に"読者へ気持ちや思いを込めて呼びかける"メッセージの記載。"読みやすい文字サイズ・行間"の確保と"メッセージが記載できるスペース"の確保
何パターンにも及ぶデザインの試行錯誤で実現しました。
"採用メッセージ"により求人広告内で、募集企業が読者に自社の魅力をアピールする場を提供することができました。
しかし、採用担当者は
"本音としては生き残るので精一杯。自社の魅力と言われてもなぁ"
"アットホームさがウチの売りかな。でもそれってよくあるキャッチコピーだよね"
こういった声も現実として踏まえ、ギャップを埋めなければいけません。
ただ誤解してほしくないのは、魅力がない企業を"文章"や"キャッチコピー"で誤魔化して応募を増やそうとしているのではないということです。
アピールできないのは、自らの魅力に気付いていない場合が多いのです。
その魅力を発見し、読者に上手く伝えることがジェイウォームの役目だと考えます。
そのためには伝える技術も今まで以上に重要になってくるでしょう。
"魅力を一言で表したメッセージ""凝縮して表現したメッセージ"。
必要なのは取材力、質問力、文章力、キャッチコピー力。取材のロープレや研修、ミーティング。
その結果は紙面を見てもらえば分かると思います。
■IN沖縄カテゴリ(ページ分け)


IN沖縄採用支援部 人材開発チーム
下地均
求人紙は自分がやりたい仕事を探すためのメディア。探しやすさはリニューアルの鍵
それじゃあ読者はどんなことを基準に仕事をさがしているんだろう。
そこからがスタートでしたね。
もちろん、仕事探しの基準や優先順位はその人それぞれ。その中でも法則性はないか。
読者アンケートを実施してさまざまな立場の読者から意見を集計
そしてその分析には時間を掛けました。
アンケートの他にもヒアリングという形で読者一人ひとりに会って掘り下げた質問や意見を聞くこともしています。それで得た情報は本当に参考になりました。
カテゴリ以外にもいろいろ反映されていますが、その話はまたの機会に。
アンケートやヒアリングで出した結論というのが
やっぱり統計的に考えると
"正社員希望者"と"アルバイト希望者"は仕事探しの基準や優先順位が違うということ。
"正社員希望者"は「自分に何ができるか?それがどう評価されるか?」が探す基準。
"アルバイト希望者"は「自分の都合にあった条件で働けるか?」が探す基準になっている。
探し方の根本が違うということは分けるべき。
それと正社員やアルバイトとも違う、もう一つの働き方である派遣や業務請負スタッフ。
・ 正社員
・ アルバイト
・ 派遣・業務請負
この3つがリニューアル後のカテゴリの大きな分け方です。
その上で、正社員の探し方を考慮すると安定性が挙げられます。
"月給制(安定した賃金)""社会保険"が備わっている雇用が望ましい。
しかし沖縄の現実として、正社員雇用でも全てにその条件が備わっているわけではありません。
それも分けるべきだと判断しました。
そしてアルバイト。
「自分の都合にあった条件で働けるか?」これをページの分け方として反映させる。
自分の都合=勤務地(家から、学校から、生活圏から近い場所)。
全域、中北部、南部とさらに3つに分類しました。
単に分類としてページ構成を決定するのではなく読者それぞれの立場を踏まえてのカテゴリ分け。
より探しやすくなったと思います。
■IN沖縄インデックス(索引)


IN沖縄採用支援部
伊是名勝宣
アンケートやヒアリングで出した結論を踏まえてカテゴリ(ページ分け)を決定しました。
よりたくさんの読者が探しやすい紙面になったという自信はあります。
でも、それだけでいいのか?という疑問が残ったんです。
正社員希望でも社会保険を気にしない方もいますし、アルバイト希望でも勤務地を気にしない方もいるでしょう。
そんな人たちにも探しやすい紙面にしたい。
例え一番多い探し方だとしても、それだけではみんなが使いやすい紙面にはならない。多数決では解決しないんじゃないかと。
フリーペーパーの求人誌って求人広告以外の情報がない、シンプルなものが主流です。
それにインデックスは全国的にも、有料誌でも大手求人会社の情報誌以外はめずらしい。
求人広告を全て用意した後に→インデックスデータの集計→並べ替え→ページ数表記まで。
同時進行ではできない工程がこんなに増えてしまいます。
しかもこれらを発行スケジュールに影響を出さず完了しなければなりません。
コストもかかるしページ数も増える。
でも必要でしょう?読者にとっては。だからやりたいんです。
インデックスを掲載するためにはいろいろ難しいことがあります。
それでもここまでは実現すべきと判断したものは、1つの求人広告に対してインデックスも1項目で掲載すること。
それ以上は〆切に間に合わない。
1つの求人広告に1つの仕事が表記されているとは限りません。
2つや3つ、場合によってはそれ以上の仕事(案件)がある。
それをそれぞれ分けて1項目ずつインデックスにできたらいうことないんですが、できないならどうする?その試行錯誤です。
職種や業種で分けるにも1項目でできる方法は?しかも探しやすい。
それで出来上がったものが今の職種・職種別求人インデックスです。
■GO全国インデックス(索引)


GO全国採用支援部 Aチーム
神里直樹
GO全国の紙面に掲載している募集のほとんどが工場勤務の人材派遣や業務請負スタッフです。
しかも1社でたくさんの職種や勤務地が用意されていて、一つの求人広告にいろんな仕事(案件)が掲載されている場合がとても多い。
いろんな求人広告の中から一つひとつ情報を探していく作業ってとても大変だと思うんですよね。
どうにかやりたい仕事が探しやすくならないか。
また、同じ工場スタッフでもできるだけ自分の条件と合った仕事を探したい。
比べやすさも妥協したくない。
IN沖縄と同じように1社1項目のインデックスを掲載してもGO全国では探しやすくなったとは言えない。
どうしても仕事(案件)ごとに分ける必要がある。
印刷〆切までにそれを実現するためには求人広告とは別でデータベース化を進めるしかありません。
これはもう大変なことなんですよ。
でもやるしかない。
あとは給与や勤務期間、勤務地など自分の条件で探せるように検索項目を追加。
寮やカップル・家族赴任などさまざまな角度から検討を重ねできたのがマルチインデックス。
いろんな条件で探せます。
webの世界では実現しやすいことでも、紙媒体となると…。
ここまで紙面で実現させた。これには胸を張りたい。
■IN沖縄モバイルナンバー
"この仕事してみたい"と思っても、場所が分からないとちょっと躊躇してしまいますよね。
面接場所の地図はあるに越したことはない。応募時のストレスを少しでも減らしたい。
じゃあ全ての求人広告に地図を掲載したらイイか?といったらそうじゃない。
やっぱりその仕事や会社の情報が充分載っていることが一番
"してみたい"仕事かどうか判断するための情報が大事ですよね。

IN沖縄採用支援部
中北部チーム:澤紙清彦
応募"してみたい"求人広告を見つけたら、その後追加で地図があったらイイ。
読者に合わせて紙面の情報量が変わる求人新聞。
そんな矛盾した要望から生まれたアイディアです。
地図は無理だけど、番号くらいのスペースなら全ての求人広告に用意できる。
知りたい人だけがアクセスできて、より詳しい情報が手に入る。
矛盾するはずだったことが携帯電話のおかげで解決しました。
ジェイウォームのモバイルサイトにアクセスしてモバイルナンバーを入力したら携帯電話で求人広告が見れる。更に地図検索画面へ進めば面接場所が表示されます。
しかも携帯電話ならいつも持っているもの。かさばらない。
例えば画面メモとして保存しておけば面接場所に向かいながらも確認できます。
携帯電話の特性に適した手軽で便利な機能だと思います。
■GO全国モバイルナンバー

GO全国は期間の限られた募集が多いせいもあり、読者層は若いと考えています。
そんな読者特性を考えると、IN沖縄と同じようにモバイルサイトの特典を地図だけにしてしまうのはあまりにもったいない。

GO全国採用支援部 Bチーム
照屋英隆
もっと知りたい情報ってなんだろう?
やっぱり採用担当者のそのままが見たい。
実際面接を担当する方からのメッセージ。
担当者の顔。コメントや写真を掲載して興味を持った読者がさらに詳しい情報を得られるようなサイトにしました。
企業情報と募集情報の二つに情報を分け、その企業・仕事について知りたいページを表示。
探しやすさも追求しました。ぜひご覧になってみて下さい。
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