グッドデザイン賞受賞

2007年10月1日
弊社発行の求人新聞ジェイウォームがグッドデザイン賞を受賞

2007年の沖縄からの受賞作品は弊社1社だけで、1957年グッドデザイン賞開催から50年の中で求人業界では全国初、また沖縄 からは8社目の受賞です。

私たちは2007年3月24日に行ったリニューアルで、ユニバーサルデザインの考えを全国で初めて求人広告に取り入れました。「求人広告におけるユニバーサルデザイン6原則」を定義し、それに基づき紙面の改定を実施。(6原則についてはジェイウォームユニバーサルデザインページをご覧ください)その最も大きな取り組みが「UDマーク」です。雇用の門戸が狭められていると思われる方々を9の対象(高校生、新卒、女性、育児中、40歳~、障害者、外国籍、学歴不問、職歴不問、I・Uターン)と設定。対象の方々の雇用の門戸を拡げる活動です。

徹底した取材から生まれる「本当に必要な人材像」の掘り起こし、そこから9の対象の方々を含めた雇用の提案をさせていただくことが求人広告におけるユニバーサルデザインだと考えます。少しでも採用枠が拡がり、失業率改善につながることが私達にとってなにより嬉しいこと。私たちの目指すユニバーサルデザインがグッドデザイン審査委員に評価され、今回の受賞に至りました。求人業界初の受賞です!

グッドデザイン賞とは?

グッドデザイン賞は、1957年にスタートし、総合的デザイン評価・推奨の仕組みです。「デザインが優れたものごと」を選び、生活者や産業などに働きかけ、私たちの社会をより豊かな方向へ導いていこうとする活動を50年にわたり続けてきました。この活動によって積み上げられてきた「グッドデザイン」は 30,000件以上にのぼります。

グッドデザイン賞は、単に美しさを競うデザインコンペではありません。「優れたデザイン」を社会に普及させていくことで、私たちの生活をより豊かにすることと、産業の発展を同時に後押ししようとする活動です。(グッドデザイン賞サイトより一部抜粋)
グッドデザイン賞  http://www.g-mark.org/

受賞概要

応募対象名:求人新聞ジェイウォーム
ブランド名:求人広告におけるユニバーサルデザイン求人広告にユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、雇用が少ないと思われる方々を9選択し、その9の対象をユニバーサルデザインマーク(UDマーク)と新しくデザインをし、求人広告内に入るようにしました。企業先へはUD雇用の提案で、新しい人材発掘に繋げることができます。また、UDマーク対象の方々にも一目で分かるという利点や何より、雇用の拡がりを目指すことができると考えました。そのために、『ジェイウォームユニバーサルデザインガイドブック』を発刊し、企業先・一般の方々への配布も行いながら、雇用のトビラを拡げるきっかけに、採用・就職支援活動に取り組んでおります。

デザイナーコメント

玉城善順(UDマーク)デザイナー

沖縄県は完全失業率が全国一高く、仕事がないといわれている厳しい雇用情勢ですが、弊紙では毎週350件以上の求人情報を掲載しています。件数だけをみると少なくありませんが、雇用先の求める人材像が一部に集中し、採用枠に偏りがあるのが現状です。そこで、雇用の門戸が狭められていると思われる方々を9の対象とし、どうにか雇用の門戸を拡げ、すべての人の働きたい気持ちを応援したいと考えました。

 審査委員による評価のコメント

仕事がない人ほど、情報収集ができていないという現状のなかで、タブをつけるという簡単なデザインでユニバーサルデザインを可能にしている所がおもしろい。

評価ポイント

良いデザインであるか

(グッドデザイン商品、建築、環境等に求められる基本要素)

  • 誠実である
  • 使いやすさ
  • 親切さがある
  • 生活者のニーズに答えている

優れたデザインであるか

(商品、建築、環境等の特に優れていた点を明らかにするポイント)

  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • ユニバーサルデザインを実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している

未来を拓くデザインであるか

(デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)

  • 社会基盤の拡充に貢献している
雇用のトビラを拡げるきっかけにしたい。

すべての人への使いやすさを考えた「求人広告におけるユニバーサルデザイン」の取り組みを通して、雇用のトビラを拡げることができるきっかけになればと考えております。
これからも、ユニバーサルデザインへの取り組みを通して、すべての人への働きたい気持ちを応援し続けたいと思います。

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