各位

冒険王株式会社
代表取締役 佐和田安行

「求人情報誌ジェイウォーム」は、より良い採用マッチングを目指し沖縄県内の賃金相場が分かる「沖縄の平均賃金DATA BOOK 2017」を出版

「求人情報誌ジェイウォーム」を発行する冒険王株式会社(代表:佐和田安行 那覇市字銘苅206番 TEL:098-869-3524)は、沖縄県内で発行している求人情報誌の募集広告を基に職種別の賃金を集計した沖縄の平均賃金DATA BOOKを本年も出版することとなりました。2011年の出版から数え今年で7回目となります。

採用する側と就職する側が仕事をしていく上で、良きパートナーとなるためにも、ベストな条件でのマッチングが不可欠であり、中でも賃金は重要な条件の1つといえます。
本誌は、「より良い採用と就職」を目指し、その時々の賃金相場を知ることで、採用する側は「賃金面での改善」「待遇面の向上」に、就職する側は「雇用状況を把握する」1つの手段としてご活用していただきたいと「平均賃金DATA BOOK 2017」の出版をしております。

弊社は、「平均賃金本DATA BOOK 2017」の出版を通して、地域の雇用情勢の改善・地域社会の活性化の一助となることを目指し、さらに取り組んでまいります。

賃金データブックについて

名称

沖縄県内の求人誌からの調査「沖縄の平均賃金DATA BOOK 2017」

調査期間

2016年10月上旬(最低賃金改定後)~2017年1月下旬

調査対象

沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計11冊 ※ナイト・県外・スクールは除く

調査方法

求人内容を職種ごとに分類し、最高・最低表示額を入力、集計

集計職種

174職種 17業種

企業総数

3,695社

求人サンプル数

20,026件

販売方法

2017年3月1日より 沖縄県内コンビニ(ファミリーマート・ローソン)店舗(離島含む)、各書店価格231円(税別)

沖縄県内の求人誌からの調査 沖縄の平均賃金DATA BOOK2017(Vol.7) 2012年度から2017年度までの比較

[1]全業種からみる賃金の上昇

2016年から2017年度の時給(グラフ①)、月給(グラフ②)の比較からみると平均賃金・最高賃金・最低賃金の3項目が上がった。
2012年から2017年の平均賃金/時給(グラフ③)では、2012年778円から2017年では、863円と85円上がった。
また、2012年から2017年の平均賃金/月給(グラフ④)では、2012年153,871円から2017年では、168,538円と14,667円上がった。

[2]2016年と2017年の業種別賃金の比較(平均賃金)

昨年から賃金(平均賃金/時給)が上がった業種は、16業種のうち、14業種(1.コールセンター関連、2.IT・コンピュータ関連、3.販売・サービス、4.飲食、5.観光、6.福祉、7.教育、8.営業職、9.事務職・オフィスワーク、10.広告・出版・デザイン、11.技術・作業職、12.建設、13.運輸・運送、14.技能・専門職)となった。

昨年から賃金(平均賃金/月給)が上がった業種は、16業種のうち、13業種(1.販売・サービス、2.飲食、3.観光、4.医療、5.福祉、6.教育、7.理容・美容・エステ、8.事務職・オフィスワーク、9.広告・出版・デザイン、10.技術・作業職、11.建設、12.運輸・運送、13.技能・専門職)となった。

[3]2017年 業種別賃金からみる賃金の格差

2017年全業種3項目の賃金(時給)が一番高い業種は、平均賃金では医療の970円、最高賃金でも医療の1,407、最低賃金では、コールセンターの847円となった。
また、一番低い業種は、平均賃金では飲食の784円、最高賃金では、技能・専門職の984円、最低賃金では飲食の733円となった。

2017年全業種3項目の賃金(月給)で一番高い業種は、平均賃金では医療の198,384円、最高賃金では技能・専門職の350,000円、最低賃金では観光の155,214円となった。また、一番低い業種は、平均賃金では事務職・オフィスワークの155,964円、最高賃金では広告・出版・デザインの210,000円、最低賃金では事務職・オフィスワークの132,615円となった。

[4]2012年~2017年 業種別賃金


[5]求人掲載(職種ランキングトップ10)

2017年で沖縄県内の求人誌に掲載されている職種の第1位は、2015年から3年連続(調理師・キッチン・厨房スタッフ・板前)となった。
その他のトップ10に入る職種は、2015年から同様に沖縄県の特徴である第三次産業のサービス業が多いことと関連し、飲食業やサービス業の職種が多い現状がうかがえる。