各位

冒険王株式会社
代表取締役 佐和田安行

「求人情報誌ジェイウォーム」は、より良い採用マッチングを目指し
沖縄県内の賃金相場が分かる「沖縄県内平均賃金DATA BOOK 2016」を出版

「求人情報誌ジェイウォーム」を発行する冒険王株式会社(代表:佐和田安行)は、沖縄県内で発行している求人情報誌の募集広告を基に職種別の賃金を集計した平均賃金DATA BOOKを本年も出版することとなりました。2011年の出版から数えて今年で6回目となります。

採用する側と就職する側が仕事をしていく上で、良きパートナーとなるためにも、ベストな条件でのマッチングが不可欠であり、中でも賃金は重要な条件の1つといえます。
本誌は、「より良い採用と就職」を目指し、その時々の賃金相場を知ることで、採用する側は「賃金面での改善」「待遇面の向上」に役立てて頂き、就職する側は「生活の安定」「雇用状況を把握する」1つの手段としてご活用していただきたいと「平均賃金DATA BOOK 2016」の出版をしております。

弊社は、「平均賃金本DATA BOOK 2016」の出版を通して、地域の雇用情勢の改善・地域社会の活性化の一助となることを目指し、さらに取り組んでまいります。

賃金データブックについて

名称

沖縄県内求人誌に見る平均賃金DATA BOOK 2016

調査期間

2015年10月上旬(最低賃金改定後)~2016年1月下旬

調査対象

沖縄県で発行された代表的求人誌3誌(抜粋)合計12冊
※ナイト・県外・スクールは除く

調査方法

求人内容を職種ごとに分類し、最高・最低表示額を入力、集計

集計職種

177職種 17業種

企業総数

3,880社

求人サンプル数

21,040件

販売方法

2016年3月1日より 沖縄県内コンビニ(ファミリーマート・ローソン・ココストア)店舗(離島含む)、各書店にて 価格/231円(税別)

沖縄県内求人誌に見る平均賃金DATA BOOK2016(Vol.6) 2012年度版から2016年度版までの比較

[1]全業種からみる賃金の上昇

2015年から2016年度の時給(グラフ①)の比較からみると平均賃金・最高賃金・最低賃金の3項目が上がった。
2015年から2016年度の月給(グラフ②)の比較からみると最高賃金だけは、12,009円と大幅に下がったが、平均賃金は1,051円上がり、最低賃金は2,247円上がった。2012年から2016年の平均賃金/時給では、2012年778円から2016年では、841円と63円上がり800円台となった。
また、2012年から2016年の平均賃金/月給では、2012年153,871円から2016年では、161,575円と7,704円上がり16万円台となった。

▼クリックすると拡大されます。

[2]2015年と2016年の業種別賃金の比較(平均賃金)

昨年から賃金(平均賃金/月給)が上がった業種は、16業種のうち、9業種となった。(【コールセンター関連】、【IT・コンピュータ関連】、【医療】、【福祉】、【理容・美容・エステ】、【営業】、【技術・作業】、【建設】、【技能・専門職】)

▼クリックすると拡大されます。

[3]2016年 業種別賃金からみる賃金の格差

2016年全業種3項目の賃金(月給)で一番高い業種は、平均賃金196,974円/最低賃金176,368円のIT・コンピュータ関連で、最高賃金では、318,482円の建設業となった。全業種3項目の賃金(月給)で一番低い業種は、平均賃金138,732円/最低賃金113,409円の運輸・運送業で、最高賃金192,769円の福祉となった。平均賃金が高いIT・コンピュータ関連の196,974円と平均賃金が低い運輸・運送業の138,732円での賃金格差は58,242円となった。

▼クリックすると拡大されます。

[4]2012年から2016年までの業種別賃金(月給)

2012年(グラフ①)では、12万円台が1業種、13万円台が4業種、14万円台が5業種、15万円台は1業種、16万円台は1業種、17万円台は3業種、18万円台は1業種、19万円台は0業種だった。
しかし、2016年(グラフ②)では、12万円台が0業種、13万円台が1業種、14万円台が2業種、15万円台は5業種、16万円台は3業種、17万円台2業種、18万円台は2業種、19万円台は1業種だった。
2012年では、13万~15万台で62%、2016年では、14万~16万台で62%と時給と同じく全業種/月給の賃金相場も上がっている。

▼クリックすると拡大されます。▼クリックすると拡大されます。

[5]2014~2016年中北部と南部の賃金比較

2014年~2016年の平均賃金(中北部と南部の時給){グラフ①}を見ると、中北部より南部が2014年で12円、2015年で18円、2016年で26円、平均賃金(時給)が高い結果となった。
また、平均賃金(中北部と南部の月給){グラフ②}を見ると、中北部より南部が2014年で101円、2015年で2,500円、2016年で4,910円と平均賃金(月給)が高い結果となった。
2016年の平均賃金(中北部と南部の時給{グラフ③}・月給{グラフ④})のどちらも中北部より南部の賃金が高い結果となった。

▼クリックすると拡大されます。

[6]求人掲載(職種ランキングトップ10)

2016年で沖縄県内の求人誌に掲載されている職種の第1位は、2014年から3年連続(調理師・キッチン・厨房スタッフ・板前)となった。
その他のトップ10に入る職種は、2014年から同様に沖縄県の特徴である第三次産業のサービス業が多いことと関連し、飲食業やサービス業の職種が多い現状がうかがえる。

▼クリックすると拡大されます。

▼クリックすると拡大されます。

[7]集計職種 17業種/177職種

▼クリックすると拡大されます。